8月のBGM「海そして山」

 8月のBGM 「海そして山」
 大好きな夏、照りつける陽射し、沸き立つ積乱雲、蝉のフォルテッシモの大合唱、草いきれに蒸れて歩く彼方に輝く海、残雪に反射する逆光が眼を刺す大雪渓、そして、明け方前、まだ暗い夜空に光の糸引く流星群(8月12日前後1週間の明け方が、ペルセウス座流星群のもっとも流れる日)。そう・・・夏大好き。
 夏にちなんで、海、山、水音、木々などの名で選曲をしてみました。いかがでしょうか。

1, ドビュッシー 交響詩「海」他《C デュトワ(con) モントリオールOch》
 海を表現したもっとも有名な交響詩ですね。明け方から風が出てきて波が沸き立ってくる昼までを色彩豊かに描いています。稀代の皮肉屋サティはこの曲の実演を聴いた時に、ドビュッシーより直接にどこが良かったか聞かれ、11時59分が良かったと答えたとか??? C デュトワが手兵モントリオール・オーケストラを輝く色彩と沸き立つリズムで演奏しています。

 

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2,ショパン小品集《ブゾーニ、ロザンタール、ミロヴィッチ、ゴドフスキーetc(Pf)》
  お約束のショパン。ピアニストの名を見て一人でも知っている人がいたらかなりのオタク。そう全員が1900年代初頭に活躍していたピアニストなのです。このCDに入っている録音も全て1927年以前。音の悪いのは覚悟してください。でもなんて個性豊かなのでしょうね。逆に現代はあまりにも教育(メソード)が出来上がり、情報過多のためこのように個性豊かな演奏は許されなくなってしまったのでしょうか。

 

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3,ドヴォルザーク 弦楽四重奏曲「糸杉」《ウイーンSq》
  彼の若かりし頃の歌曲集から自分で選んで弦楽四重奏に直した曲集です。ボヘミア糸杉の森と平原での初恋物語を晩年にメロディのみの曲集にする。そこには深い深い思いが合ったのでしょうね。ウイーンのメンバーが叙情豊かに演奏しています。そうウイーンの隣はもうボヘミアの平原が広がっていますから。

 

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4,ラヴェル ピアノ曲集「水の戯れ」他《ティボーデ(pf)》
 水を表現させたらラヴェルは素晴らしい。キラッキラ光る水玉や波に反射する光の綺羅めきを感じさせます。他に「ソナチネ」「クープランの墓」と言った美味な曲をイブ・ティボーデが料理しています。

 

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5、カントルーブ,オーヴェルニュの歌《V ジャンス(Sp)カザドシュ(con)リールO》
  フランス中部山岳地帯の一角がオーヴェルニュ地方。そこの民謡を元に編曲された歌集です。どの曲もさわやかな高原の風が吹いています。ソプラノ、V・ジャンスの爽やかな声も堪能してください。


2008085bgm.jpg                                                                   P.S よろしければ。
 昨年秋にザ・クレインBGMで紹介しましたフルーティスト・福井恵利子さんと六本木のフレンチ・レストラン、ル・レカミエとの第2回コラヴォレーション・リサイタルを8月31日(日)午後6時より行います。今回はフルート&キーボードそして、20名以上集まらないと中々出来ない料理と考えています。参加費は\9,000-を予定。よろしければ。

 


2008年07月29日
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