7月のBGM 「皆既日食」

7月。今年の日本にとって最大の天文イベント。そう7月22日(水)の奄美諸島を中心に見られる皆既日食。東京でも午前11時過ぎには太陽の2/3は欠けて見えます。東京で2/3くらい欠ける部分日食でも本当に久しぶり。黒い下敷きか黒くなったフィルム(今は無いよね。)越しに見上げてください。ハハ!今盛んに下敷き、サングラスそしてフィルム越しに見ると目を傷めますと放送されていますが、そう30分も見続ければね。せいぜい1~2分でしょ、見るのは。そのぐらいならほとんど大丈夫、騒ぎすぎですといって良いのかな。でもこれを読んで見たら目を傷めたなんて、クレームを付けないで下さいね。もう一つ、確かに日本では本当に久しぶりの皆既日食ですが、地球上では年に2回はどこかで起きている事も知っておいて良いのでは。さあ晴れるかどうか???
 夏、旅などへの思いを考えて選曲してみました。いかがでしょうか。

1、 フランク・交響曲ニ単調、ダンディ・フランス山人の歌による交響曲《C・デュトワ(Con)モントリオール交響楽団他》
梅雨の重苦しささから始まって、その晴れ間へ。そして軽やかな高原ハイキングのような流れのCDを選んでみました。ベルギーの作曲家セザール・フランクのシンフォニー、重々しい開始から始まり、最終楽章では華やかに締めくくります。そしてフランスの作曲家、ヴァンサン・ダンディの「フランス山人による交響曲」。まるで美ヶ原高原のドライヴのような曲です。これらを演奏させたら最高のコンビが演奏しています。


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2、 モーツァルト、メゾソプラノ・アリア集《C・バルトリ(M Sp)G・フィッシャー(Con)ウイーン・チェンバーO》
   モーツァルトの各種オペラ、コーサントアリアよりメゾソプラノのアリアを、今旬のチェチーリア・バルトリが心澄み渡るような美声で歌っています。でもいつ聴いてもどこで聴いてもモーツァルトのメロディは美しく心に染み渡って来ますね。そしてどの季節にでも合ってしまうのもすごいですね。ッて勝手に思っているのは私だけかな?


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3、 ヴァイオリン・ア・ラ・カルト《I・ギトリス(Vn)練木繁夫(pf)》
生きた化石と言ったらギトリスファンから殺されそうですが、19~20世紀に生きていた大物ヴァイオリニストの香りを唯一持つ現役ヴァイオリニストと言って良いのではないでしょうか。現在87歳、この録音は1985年63歳の時のものです。でもやはり1曲1曲の表情の豊かさ、歌いまわしの美味さはさすがですね。夏の宵に年代ものの美酒と香り高い葉巻でもくゆらしながらなんていかがでしょうか。


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4、 シューベルト、ピアノソナタ21番、楽興の時《内田光子(pf)》
お約束のショパンと言いたいのですが、たまにはシューベルトでも。今日本人最高峰そして世界でもトップを走るピアニストの一人、内田光子の弾くシューベルト晩年の遺作ピアノソナタと小曲集を。音符一つ一つに表情がつき、メロディがきめ細かく歌われ、それなのに構築感が失われていない、見事な演奏です。楽興の時、50歳以上のクラシックファンには忘れない曲です。昔NHK第一放送で日曜の午前中にこのメロディで始まるクラシック番組があり、今でもこの曲を聴くとその頃を思い出します。


20090704.jpg5、 バッハへのいざない《鈴木雅明(Con)バッハ・コレギウム・ジャパン》
   日本の誇ると言うより世界でもトップクラスのバッハ演奏団体、鈴木雅明とB・C・J。
  このメンバーが録音した数多くのバッハの器楽曲より美味しい所取りをしたCDです。このように聴くと改めてバッハってなんてメロディメーカーなんだろうと思ってしまいます。夏の夜に爽やかな空気を吹き込んでくるような演奏です。

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2009年07月16日
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