1月のBGM 「新年明けまして おめでとう」  

2012年、果してどんな年になる事やら。私事ですが私も今年でリタイヤ、ちょっと
グラン・ツアーinEUなんて考えています。ともかく芸術三昧で過ごしたいなーが本音。今年も素晴らしいBGMを提供出来たら良いなと思っています。よろしくお願いします。
 
1、 バッハ、パルティータ集《M ペライヤ(Pf)》
 西洋クラシック音楽は、ある意味バッハで終わり、バッハから始まりと言っても過言ではありません。バッハを境に、それまでの多声部(ポリフォニー)が終焉し、和声(ホモフォニー)の音楽が栄えて行きます。そのバッハが晩年ではありませんが、キーボード音楽の集大成の一つとしてその時代のダンスリズムを元に作曲したパルティータ集を選んでみました。演奏はもう巨匠と呼んで良いのでしょう。マレイ・ペライヤです。でもなんて瑞々しい表現なのでしょう。


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2、J シュトラウス ワルツ、ポルカ選集《ウイーン弦楽六重奏団》
 年明けはウインナー・ワルツ。この習慣が最近は定着してしまったようですね。でもニューイヤーコンサートも毎年やれば、いくらシュトラウス一家の作品がいくら多作だとしてもさすがにネタ切れ。今年のウイーン・フィル・ニューイヤーコンサートも色々趣向を凝らしていました。今回のCDもただのオーケストラ演奏ではなく、ヴァイオリンを主体とする室内楽演奏を選んでみました。元々踊りやホイリゲ(ウイーン酒場)でのBGM。いろんなヴァリエーションがあっても良いのでしょう。本当に地元のメンバーの演奏です。


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3、シューベルト、交響曲1,2番《O スイトナー(Con)シュターツカペレ・ベルリン》
 美しく、どこか軽やかなそして初々しいメロディで溢れています。新春に相応しいかなと選んでみました。シューベルト若かりし頃(10代後半から20代初め)の作品。この録音、オーケストラの美味な音色が見事に現れています。柔かい弦の響き、爽やかに吹きあがる管楽器、それを見事にそれも生き生きと演奏させているのが、もう亡くなりましたが、オーストリアの名匠スイトナーです。


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4、ベートーヴェン、ピアノ三重奏曲「大公」《スーク・トリオ》
 昨年11,12月とフランス音楽を中心に選んでみました。年明けの今回は、クラシック、しかもオペラ以外の音楽ではやはりドイツ・オーストリアが王道で、そこを中心に選んでみました。そのドイツ・オーストリア系の作曲家と作品の山脈の中でも、ひときわ高く聳え立つのがベートーヴェンとその作品群。そして室内楽、それもピアノ三重奏でのエベレストがこの「大公」でしょう。優しくの滑らかなメロディが気宇壮大な音楽の大伽藍へと発展していきます。演奏はチェコの名手、ヨゼフ・スークを中心としたメンバーです。


20120104.jpg5、ワグナー、管弦楽曲選集《C アバド(Con)ベルリン・フィルハーモニー》
 ドイツ・オペラで音楽表現の頂点を築いたのがワグナー。それ以後の音楽、文学、美術界に与えた影響の大きさには目をみはります。でもワグナー個人はけっして友達にはしたくないような、超我儘人間みたいです。だからこそあんな思い入れ作品が書けたのかもしれません。BGMにはなり難い作品が多いのですが、今回は美しいメロディが浪の様に連なってくる、晩年の作品、パルシファルからの管弦楽曲を中心に選んでみました。演奏は彼も巨匠の域に達しつつあるアバドとベルリン・フィルで。

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2012年01月18日
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